2013/01/19(土)

たったひとつのお守り

子どもの預け先については、日本にいても、マレーシアにいても、頭を悩ませるものです。
わが家の場合、年明けから4歳の長男坊と1歳の次男坊をローカル幼稚園&ナーサリーに通わせはじめました。

プールやコンピュータルームなどもある、施設だけはものすごく立派な幼稚園なんですが、正直、内容については「うーん」と思う部分もあり、このまま通わせつづけるか、はたまた別のところを見つけるか、悩める日々です。
(マレーシアでは、転校、転園は頻繁に行われていて、子どもに合うところが見つかるまで点々とすることも多々あるようです)

さて、当の子どもたちの様子。
次男は初めての登園生活ゆえ、いまだに朝は大泣きです(>_<) 一方長男は、もの珍しさからか最初は機嫌よく楽しそうに通っていたんです。 ところが、数日前からそれも黄色信号……と思ったら、明日も幼稚園はお休みなのに、夕食後、突然「幼稚園には行きたくない」とさめざめと泣き出しました。 男の子にしてはおしゃべりが達者な長男。 しかし、マレーシアに来た途端、先生も友だちも言葉がまったく通じない…… 子どもだから上達は早いとはいえ、そりゃあストレスだよねえ(涙)。 不憫だけれど、ここはがんばって乗り越えてもらわないと、という場面です。 行きたくない理由を尋ねると、ランチのあとのシャワーの水圧が強すぎるだの、お昼寝がいやだの、いろいろ不満はあるようですが、やはり根本は言葉の問題のよう。 そこで、いつもはお父さんと浴びるシャワーを、私と交替。 お互い裸で向き合い、体を洗いながら、目を見て話しました。 「あのね、Kっていう名前はね、どんなところでも自分の力で生きていける強い人になってほしいって、ママがつけた名前なんだよ。だから、Kはすごく強い子なんだよ」 すると、それまでめそめそしていた長男の目が、きらりと光ったような気がしました。 「Kは強い子なの?」 「そう、強い子。日本語が得意なKだもの、大丈夫、すぐに英語もわかるようになるよ。早くわかるようになって、ママたちを助けて」 そうしたら、急ににっこりして「T(次男)のことも助けるよ!」と約束してくれました。 はあ〜、よかった。 月曜の朝はどんな展開になるかさっぱりわかんないけど、ひとまず安心。 何ももたず、裸でこの世に生まれてきた息子。 何もうちの子だけでなく、誰もがそうで、誰もが知ってる当たり前のことなんですが、その事実を初めての出産で目の当たりにしたとき、人の人生の真実を見た気がして、ひどく心を揺さぶられたことを思い出しました。 一生涯にわたって親が持たせてあげられるものは、これだけかもしれない。 そう思ってつけた名前だけど、力になるときが来たのかな。 どうかこの先もずっと、彼の人生のお守りでありつづけますように。 私の生涯が終わったそのあともずっと。