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Mission11::トモダチの輪を世界に広げよ! [2006.11.21] |
お久しぶりです。はぁ、本当にご無沙汰してしまいました。実はキヨタキ、9月から花の女子大生になってしまったのです。というワケで、最近はテストと宿題の締め切りに追われる日々……ん? そういやアタシ、日本の大学サボってなかったっけ? そんで、4年生のときに60単位くらい残っちゃって、必死に行ったんじゃなかったっけ? それが今では無欠席! う〜ん、そりゃ疲れるわ。
専攻しているのは、マルチメディア・アートなるもの。とはいえ、1ターム目である今期は英語や一般教養が中心。ライティングのテストで1点足りなかったキヨタキは、数学、スピーチ、マルチメディアプログラムのほか、ESLクラスにねじ込まれ、毎日毎日、エッセイを書かされております(アタシにタダでモノを書かせるとは!)。ただし、これが一向に上達しないから摩訶不思議。おかげで近頃はヤル気もすっかり失せ、宿題は溜まる一方。「このままではいけない!」と、先日、一気に片づけてみたのですが、論文のテーマ自体を誤訳して玉砕。またもや課題を増やしてしまいました。
スピーチのクラスでは出身国についてのプレゼンをさせられます。選んだテーマは「マンガ喫茶」。ほかの人に比べて、ちょっと軽いかなーと心配したのですが、ネットもシャワーも使えて、エッチもできちゃう日本の"喫茶店"に、クラスメイトも興味津々(何か間違えたこと教えた?)。教授からも「発音、とくに/L/R/TH/以外はエクセレント」という高評価をいただきました(正真正銘、日本人!)。
マルチメディアプログラムは最も楽しく、最も難しいクラスです。画像ソフトで写真を加工したり、 簡単なウェブサイトをつくったりしているのですが、英語のソフトを使うこと自体が至難の業。しかも、教授まで説明書片手に教えているものだから、クラス中チンプンカンプン! 空白だらけの答案用紙を渡したときには、驚愕の表情をした教授が見事なイナバウアーを披露してくれました(のけ反っただけ?)。
一方、数学のクラスはすこぶる快調。米マンガに出てきそうな教授の言っていることは、もちろん「?」なのですが、そこは後から教科書をじっくり解読すればよいだけのこと(もち辞書片手)。内容は確率統計だから、理数アレルギーのキヨタキでも意外に楽しめちゃうのです。それにしても、こちらの学生はちょっと変! 統計の一例を話しているのに、「なぜアンケートの多くは人種を答えさせるのか」とからんだり、四捨五入を復習したり……。これじゃ日本人は誰もがジーニアス。ノート持ち込みOKという有難いテストが行われた際は、なんとキヨタキがクラストップの99点をたたき出してしまいました。もちろんマイナス1点は文法ミスですが。
変わった人はほかにもいます。なにせ我が校は、アメリカ人なら誰でも入れるコミュニティ・カレッジ。17,000人いる生徒のうち、 38%がBlack、30%がHispanic、12%がAsian、10%がWhite、その他が10%という、とてもグローバルな学校なのです。中心年齢は23.8歳。三十路を超えたキヨタキとしては、この僅かな(?)年齢差が意外に辛く、漢字で「巨根」と書かれたTシャツを着ている白人男子や、なぜかi-Podにサンボマスターの曲が入っている黒人男子、何かを教えてあげるたびにハイタッチを求めるブラザー系男子や、「アタシ、ギリギリ昭和生まれでー」なんて話している日本人留学生、キューバから亡命してきたおじいちゃんなど、愉快な面々に出会うたび、眩暈を起こしています。
とくに、ここ数週間は「授業中、体を揺らしながらニヤついているし、発言もどっかズレているし、ちょっとヤバそう」と思っていた同じクラスの中国人にロック・オンされてしまい、困り果てている最中。どんなにタイミングを遅らせても、必ず同じエレベーターに乗り込まれ、校舎間の移動も一緒になってしまうのです。それでも、懸命に知らんぷりを決め込んでいたのですが、先日、図書室で待ち伏せていた彼に、とうとうつかまってしまいました。
「君はグリーン・カードを持っているの?」
「は? 持ってないけど?」
「どうして?」
「どうしてって、夫がいるけれど(ここ強調)、2人とも持っていないのよ」
「どうして?」
……図書室で何が聞きたい? ってか、な、何が目的なんだっ!?
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